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 本居小鈴にとってパチュリー・ノーレッジはただの仕事相手。時々紅魔館に本を納めに行くときに会う、無口で無愛想なただのお客だった。それがあるとき、ふとしたきっかけから、小鈴はパチュリーに憧れを抱くようになる。

「パチュリーさんは、私の憧れなんです。でも、遠い遠い空に浮かぶお星様みたいに手が届かない存在で、だからこそ、私は近づいてみたいなあって思うんです」

 幻想郷処女ランキング一位ことパチュリーは小鈴の好意に戸惑うが、少しずつそれを受け入れるようになり……しかし、ある事件が少女たちの間にすれ違いを生む。

 貸し出されるホモ小説まつり。触手と服飾、ブランドとデューク・エリントン。

 人間と魔法使いの、二人の少女の物語。

本居小鈴/パチュリー・ノーレッジ

 

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